A.SELMER Mk VI Alto Sax Serial No:125XXX 【Gold Plated】 【Vintage】 [商談中]

A.SELMER Mk VI Alto Sax Serial No:125XXX 【Gold Plated】 【Vintage】 [商談中]

販売価格(税別): 2,100,000円

(税込: 2,310,000円)

 

A.SELMER(アメリカン・セルマー)
マークシックス アルトサックス シリアルNo:125XXX 金メッキ仕上げ 【ヴィンテージ】

アメセル MarkVI 12万番台のヴィンテージアルトサックスです。シリアルから1965年〜1966年頃のものと思われ、マークVIでは中期の個体になります。こちらは非常に珍しいアメセルの金メッキ仕様となっております。アメセルのMarkVIの標準仕様はHigh F#キーなしが一般的ですが、金メッキ仕上げになるとそれが例外となりHigh F#キー有りとベル彫刻が特別仕様になりベルサイドとU字管にまで彫刻が施されるようになります。こちらの個体も同様で美しいベル彫刻がしっかりと施されています。もちろんネックはマッチングネックで管体と同じシリアルナンバーがネックにもあります。

使用による擦り傷や多少金メッキが剥がれ下地の銀メッキが見えている部分もありますが、ネックのプルダウンの修理歴やベル折れなどもなく、年代を考えれば全体的に状態の良いヴィンテージサックスです。ネックスクリューはWoodStoneのネックスクリューに交換されており、オリジナルのものはありませんでした。

程よく吹き込まれた個体でしっかりと鳴ってくれます。金メッキ仕上げということもありラッカー仕上げのMarkVIから持ち替えるとずっしりとした重量感がありますが、ラッカー仕上げとはまた違ったヴィンテージサウンドがあり音の密度と厚みを持って力強く鳴らすことができます。また、ラッカー仕上げのMarkVIと比べると抵抗感はありますが音がつまり気味になったり引っかかりがあるような抵抗感ではなく、息を入れればしっかりと応えてくれる吹きごたえのある吹奏感で吹いていて気持ちの良いサックスです。これから吹き込んで行くことでまだまだ抜けてくると思います。

金メッキ仕上げではありますが音がギラギラし過ぎない点も良く、このあたりの年代の他のヴィンテージサックスにも見られることですが、金メッキといっても音のエッジが強く出すぎることなく、かといって音の輪郭がぼやけるわけでもなく、適度な輪郭は持ちつつも深みのある音色が出せるのはヴィンテージならではと言えるのではないでしょうか。金メッキ仕上げのアメセル自体が非常に珍しいですがMarkVI中期となると滅多に手にすることができないヴィンテージですのでお探しの方やご興味のある方は是非ご検討いただければと思います。


■オリジナルゴールドプレート
■アメセル彫刻有り(特別彫刻)
■High F#キー有り
■マッチングネック
■全タンポ交換済み
■反射板:プラスチックブースター
■調整済み
■付属品:BAM アルトサックス用ソフトパックケース 【USED】


【SELMER Mk6について】
今もなお世界中のジャズプレイヤーが愛用し続けているセルマーの名器とも言えるマーク6。MkVI は1954年頃から1973年頃までの約20年あまり生産されたサックスで、シリアルは5万番代後半から24万番代前半までとなっております。Mk6は反応・操作性の良いオクターブメカニズム、連動式テーブルキーの採用や、S.B.A(スーパーバランスアクション)から採用されたキーのオフセット配列をよりフィンガリングの操作性を向上するために角度を変更するなど、様々な改良を加えられました。現代のサックスの模範とも言えるMkVIの誕生によってセルマーはサックスマーケットでの地位を確立したと言っても過言ではありません。

Mk6にはフランスセルマー(フラセル)とアメリカンセルマー(アメセル)があり、それぞれに違いを持っています。ジャズマーケットを意識して生産されたアメセルはクラシックマーケットを意識して生産されたフラセルと比べるとラッカー塗装が薄く、その分管体の振動効率を損なわないため音の抜け、鳴りがよくなっています。また、アメセルは楽器を組み上げてタンポもつけた状態でラッカー塗装をしたため、オリジナルタンポにはラッカーがかかっているのも特徴のひとつです。ほかにもフラセルとアメセルとでは彫刻模様や調整など様々な違いがあります。


A.SELMER Mk VI Alto Sax Serial No:125XXX 【Gold Plated】 【Vintage】 [商談中]

販売価格(税別): 2,100,000円

(税込: 2,310,000円)